向田夢トープ
ビオトープ物語
丘の上の向田小学校に「川や池の生き物が住める場所をつくる」ということが 2001年1月の職員会議で決められた。その願いは、トンボやメダカ、カエルなどの生き物とふれあい、命のすばらしさを感じるとともに、いやしの場にもなってほしいというものだった。
4月にPTAの方にお願いしたり、環境委員会の子どもたちが造りたい池を考えたりする活動が始まった。
11月ごろから子どもたちが昼休みを使って池の場所を掘り下げるなど、ビオトープ作りが本格化し、たくさんの児童の参加やPTAの協力で、2001年3月に一応の完成を見た。6年生が卒業する前の3月8日「向田夢トープ」と名づけ、関係者を呼んで、全校で完成記念式を行った。その後、少しずつ水生動植物を入れ、命をはぐくむ場所ができあがった。
概要
名称 | 向田夢トープ |
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池の名前 | どんぐり池 |
面積 | 65m2 |
造られた年 | 2000年7月〜2001年3月 |
造った人 | 向田小学校の先生と子どもたち、PTAの方々 |
協力した人々 | 石塚石材・・・大石の移動・敷石・砂・丸ます・生コンの提供 川上建設・・・大石の提供 松田土木・・・石・粘土・川砂の提供 石澤設備工業・・・水道管敷設 関東電気工事・・・配線電気工事 保護者・子ども・先生・・・ハナショウブ・キショウブ・ガマ・セリ・クワイ・ヒメダカ・タニシ・カワニナなど水生動植物の提供 |
ビオトープの観察
冬のビオトープ